MADIのディジーチェーン
MADIの概要 - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
最大64チャンネルのMADIデータ伝送は75 Ωの同軸(標準のBNC)、またはオプティカル(デュプレックスSC)ファイバー・ケーブル一本だけで行われます。従来のアナログ・マルチケーブルによる伝送を、低コスト、容易なメンテナンス、より高い柔軟性で効率的に行います。
Alpha-Link Live-Rは24chのAnalog-MADI-AES/EBUオーディオインターフェイス。ライブ録音用にあと8chばかり増やしたいところで情報を探していました。LynxのAES16を2つ使うなども考えましたが、うちのAES16はPCIバスとちょっとレガシーなのでMADIにできないか画策。
規格によればケーブル一本だけで64chをAlpha-Link Live-Rと他のオーディオインターフェイスを抱き合わせて使えるんじゃないの?MADIのディジーチェーン接続してアナログマルチのように使えるはずじゃ!と思ってましたが、そんなに甘くない…(笑)。
「この機種(Live-Rのこと)のMADIはディジーチェーン対応ではございません。MADIの中身を簡単にご説明しますとアナログ24ch+AES/EBU24ch=48chが占有しており、余りのch部分はコントロール信号が使用しています。」とSSLの方に教えていただきました。
私のLive-Rは思ったほどの柔軟性は無いということで期待していた「ディジーチェーンしてインプットchを増やすこと」はできないことがわかりました。メーカーにもよるでしょうがディジーチェーン対応のMADIインターフェイス製品はかなり少ないように思います。MADI ディジーチェーンについての備忘録でした。